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生き方・要約④第3章



3章 心を磨き、高める



 どんな人間の、どんな才能も天からの授かり物、いや借り物でしかない。おのれの才を「公」に向けて使うことを第一義とし、「私」のために使うのは第二義とする。謙虚という美徳の本質はそこにある。ところが、その謙虚の精神が薄れつつあるのと並行するように、近ごろおのれの才を私物化する人が増えてきている



 人の上に立つ者には才覚よりも人格が問われる。人並みはずれた才覚の持ち主であればあるほど、その才におぼれないよう、つまり、余人にはない力が誤った方向へ使われないようコントロールするものが必要。



 子供のときに親から教わった、ごく当たり前の道徳心----嘘をつくな、正直であれ、人をだましてはいけない、欲張るな----そういうシンプルな規範の意味をあらためて考え直し、それをきちんと遵守することがいまこそ必要である。



 〈心を磨くために必要な「六つの精進」〉



①だれにも負けない努力をする
②謙虚にして驕らず
③反省ある日々を送る

④生きていることに感謝する

⑤善行、利他行を積む・・・善を行い、他を利する、思いやりある言動を心がける。

⑥感性的な悩み(しても仕方のない心配など)をしない




 「六つの精進」のなかにもあげた、「感謝」の心が希薄化している。物があふれ、満ち足りた時代だからこそ、「足るを知る」心、またそれを感謝する心をもう一度見直す時期が来ている。



 必要なのは「何があっても感謝の念をもつ」のだと理性にインプットしてしまうこと。どんなささやかなことに対しても、うれしいという喜心、ありがとうという「感謝」の気持ちをもって、理屈抜きで素直に接すること。



 驕り、高ぶり、慢心、いたらなさ、過ち、そういうおのれの間違った言動に気づいたときは自ら「反省」の機会をもち、自分を律する規範のタガを締めなおすことも大事。



 「怒り」「欲望」「愚痴」この3つを仏教では「三毒」という。これらは、108つあるといわれる煩悩のうちでも、ことに人間を苦しめる元凶であり、また逃れようとしても逃れられない、人間の心にからみついて離れない「毒素」。大事なのは、できるだけ「欲を離れる」こと。自らコントロールして抑制するよう努めること。欲、すなわち私心を抑えることは、利他の心に近づくこと。自分よりも他者の利を優先するという心は、人間の持つすべての徳のうちで特上、最善のものである。



 自分のためだけに損得のソロバンを弾く私利私欲が混じった思い。そういうものは、強い願望だけに成就することはあっても、けっして長続きはしない。私心を含まず、きれいな心で思う、そのような思いをもって「正剣」を抜くことが、物事を成就させ、人生を豊かなものにしてくれる。



 物事を成就させ、人生を充実させていくために必要不可欠なことは「勤勉」。まじめに一生懸命仕事に打ち込むこと。そのような勤勉を通じて人間は、精神的な豊かさや人格的な深みも獲得していく。日常生活の労働に懸命に取り組むことと、座禅を組んで精神統一を図ることの間に、本質的な差はない。



 「六波羅蜜」・・・菩薩道。心を磨き、魂を高めるために不可欠な修行。



①布施(ふせ)・・・世のため人のために尽くす利他の心をもつこと。本来は自己犠牲を払ってでも広く人々に対して尽くすことをいい、またそれができなくても、そのようなやさしい心をもつということ。
②持戒(じかい)・・・煩悩、欲望を抑制すること。
③精進(しょうじん)・・・「だれにも負けない」くらい何事にも一生懸命に取り組むこと。

④忍辱(にんにく)・・・苦難に負けず、耐え忍ぶこと。
⑤禅定(ぜんじょう)・・・いっときの時間を見つけて、心を鎮めること。

⑥智慧(ちえ)・・・悟りの境地、天地自然を律している大本の理、宇宙をつかさどる真理。




布施、持戒、精進、忍辱、禅定の5つの修養に努めることにより、達することができる。



 日々の労働の中にこそ、心を磨き、高め、少しでも悟りに近づく道が存在している。

かつてはもっていたが、いまはほとんど失ってしまった、「労働の尊厳」という日本人の労働観の意味するところを、あらためて考えてみるべき。



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Author:西岡裕美子(にしおかゆみこ)
札幌市で「石山東音楽教室」を開いております。
中学生には勉強も教えています。
ピアノ演奏・コンサート出演にも積極的に取り組んで、研鑽の日々です。
「童謡楽譜わらべえ」童謡・お子様向けピアノアレンジ楽譜専門サイトでの編曲や、「ピアノ・ストーリア」での作曲も行っております。
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