記事一覧

わかりやすい楽典!その2!

IMG_5468edited.jpg



「わかりやすい楽典!!」シリーズ第2弾!

前回の「わかりやすい楽典!」

http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-310.html

を読んでくださいまして、ありがとうございます😊

でも、あれだけじゃまだまだ知識が足りないことに気がつきまして、続きを作ることにしました。

ちょっと難しくなりますが、できるだけわかりやすくお伝えできればと思います。

ここからは、鍵盤を中心に考えないと難しいです。

鍵盤がある方は音を出しながら、ない方はアプリを使いながら一緒に音を出しながら読んでいくことをオススメします。

もちろん前回の記事でも音を出すとピンと来ること間違いなしです!

それでは行きますよ!


目次
🎵ドレミファソラシド以外はなんと呼ぶの?ー♯と♭の使い方ー
🎵日本語でなんと呼ぶの?ー♯は嬰、♭は変ー
🎵何調か、どうしてわかるの?
🎵音程
🎵終止って何?
🎵完全終止以外に音楽が止まる方法はないの
🎵終止してからじゃないとわからないのか
🎵終止を予感させるもの
🎵五度圏
🎵調号が必要なワケ
🎵ハーモニーとしての「度」
🎵転調のヒント
🎵教会旋法からその他の旋法まで代表的なものをドを主音とする音階で紹介
🎵おわりに




ドレミファソラシド以外はなんと呼ぶの?ー♯と♭の使い方ー

「ドレミファソラシド」

の場所は覚えましたか?

「ドレミファソラシド」が「ドからドまでの1オクターブ」ともいうのもわかりましたか?

1オクターブ内には、「ドレミファソラシド」以外にもまだ音があります。

そう!黒鍵です。

黒鍵はなんと呼べばいいのでしょうか?

前回の記事で、「半音」とは何か、お話しましたね。

♯(シャープ)は半音上がる音=右側へ

♭(フラット)は半音下がる音=左側へ

の話もしましたね。

ここまで分かればもう大丈夫!

IMG_5468edited.jpg


ドとレに挟まれた黒鍵、写真では赤い付箋をつけたところを、

ド♯(シャープ) または、 レ♭(フラット)

といいます。

カンタ〜ン♪ですね。
 
それ以外も同じです。

黄色い付箋は、レ♯、ミ♭。

オレンジの付箋は、ファ♯、ソ♭。

青い付箋は、ソ♯、ラ♭。

紫の付箋は、ラ♯、シ♭。

名前を2つじゃなくて1つにすればいいのに。

そう子供の時思いましたね。

でも、2つの読み方があるから、様々な音階ができあがるんです。

後々わかって来ると思いますよ。



日本語でなんと呼ぶの?ー♯は嬰、♭は変ー

ハ長調は、ドからドまでの長調の音階を使う調のこと。

イ短調は、ラからラまでの短調の音階を使う調のこと。

じゃあ、ド♯の長調は、何と言うんですか?

そうですよね、これがわからないと、BABYMETALの調の分析記事の中の調の名前がほとんどわからないですよね。

♯を日本語で「嬰(えい)」といい、♭を日本語で「変(へん)」といいます。

だから、ド♯の長調は、「嬰ハ長調」、ミ♭の短調は、「変ホ短調」といいます。

レ♯とミ♭は、同じ黒鍵ですね。先ほどの写真では、黄色の付箋の鍵盤です。

レ♯の短調は、「嬰二短調」といいます。

私が、散々悩んだ「悪夢の輪舞曲」の調です。

どっちも込み入った感じの調なので、悩みました。

込み入ったというのは、大体黒鍵で始まる調は、音階に♯や♭を含んで黒鍵が登場するのですが、

この♯レや♭ミはかなり黒鍵が多い方に入ります。

あっ、ちなみに、ドレミファソラシドで歌う時、黒鍵の音は、例えばド♯の音は、ド♯の音程を歌いながら、「ド」といいます。

だって、「ドシャープ」と言ったら、間に合わないんですもの。

だから、「悪夢の輪舞曲」は、「ドレーファミーソファ」(♯ド ♯レー ♯ファ ♯ミー ♯ソ ♯ファ)と歌えば「嬰二短調」で歌ってることになるし、

「レミーソファーラソー」(♭レ ♭ミー ♭ソ ファー ♭ラ ♭ソ)と歌えば「変ホ短調」で歌ってることになります。

もちろん、正しい音程で歌わないとダメですよ、ゼッタイ。

難しい人は、弾きながら歌うといいと思いますよ😊

そして、どちらのネーミングにするか、歌ってみてしっくり来る方にしたくなります。

もちろん転調(てんちょう:曲中で調が変わること)の関係にもよります。

自然の流れで他の♯系の調に転調すれば嬰二短調、♭系の調に転調すれば変ホ短調と聴こえるでしょう。

♯系とは、音階に♯の音が出てくる調のことです。

♭系も、音階に♭の音が出てくる調のことです。

♯や♭から始まらなくても出てきます。

長調と短調の音階の出来上がり方は覚えていますか?

全音と半音を使って、その順番が違うんでしたね。

いつも白鍵だけで弾けるわけではないですから、当たり前と言えば当たり前です。



何調か、どうしてわかるの?

調の名前が分かったところで、ようやく分析記事の内容が少しずつわかるようになってきましたね。

でも、その調の音の使い方がわからないと実感できないですよね。

そのために、どうしてその調だと分かるのか、という観点から説明したいと思います。

①初めと終わりのベースの音

通常、初めと終わりのベースの音が、主音(ハ長調ならハ、つまりド)なので、その音をその調の主音と考えて良いわけです。

が、しかし!

BABYMETALの曲の中に多くあるような、サビで転調してしまうような曲は、何調か?という問い自体がナンセンスに感じます。

つまり、転調したサビの部分も、改めて初めの音のベースを聴き取り、サビのみ何々調と言った方がいいのかもしれませんね。

なんでナンセンス?

それはほら、BABYMETALのコンセプトを思い出してみてくださいよ。

「メタルとカワイイの融合」でしょ?

メタルを表す調とカワイイを表す調が一曲の中で表現されます。

そしたら、どっちがメインって言えないでしょ?

メタルもカワイイもどっちも大事でしょ?

ねぇ〜

②完全音程の強い響き

「1オクターブは完全にハモる」

という言葉を覚えていますか?

完全にハモると、強い響きになります。

この強い響きが何度も聞こえるならば、その音がその曲の調の主音です。


③終止の形(ドミナント、トニック)

でもそれだけじゃヒントが少なすぎます。

1番わかりやすい調の判定の仕方は、ドミナント→トニックの感覚です。

ドミナントとは、属音・属調のことで、主音から数えて5番めの音やそのコードを指します。

ハ長調なら、ソ→ド(ソファミレド)

イ短調なら、ミ→ラ(ミレドシラ)


の動きがあった時、解決したような感覚があります。

この解決した感覚を感じた時のトニックのベース音が、その調の主音の可能性がかなり高いです。


音程

ここで、どうしても避けては通れない知識をできるだけわかりやすく書いてみます。

解決する感じなど、その調で音同士が関連し合う以上、単位が必要となります。

いつも5番目とか言うわけにいかないんです。

残念ながらもう限界です(笑)

「音程」と呼ばれる、この音同士の幅の単位ですが、白鍵を基準にして考えるとわかりやすいです。

また、「ドレミファソラシド」で考えましょう。

1度から8度まで

さっき5番目の音、と言いましたが、ド→ソの間の音程は「5度」と言います。

何番目がそのまま音程の何度になっちゃいます。

ド→(同じ音の)ドは、1番目だから「1度」

ド→1オクターブ上のドは、「8度」です。

完全音程

結びつきが特に強い「1度」「8度」「5度」(ドミナント)「4度」(サブドミナント)で、完全とつくものになります。

完全1度、完全8度、完全5度、完全4度と言う感じです。

完全5度と完全4度に関して、必ずミファ、またはシドの白鍵が隣同士の「半音」が入る状態で、完全です。

だから、「シドレミファ」とくると、半音が2個も入って、音が足りなくなります。その時は「減(げん)5度」。

逆に、「ファソラシ」の中には1つも半音がなくて音が多いので、「増(ぞう)4度」。

あとは、半音刻みで増えたり減ったりさせて増減します。

2つまで増えたり減ったりできます(重増じゅうぞう、重減じゅうげんと言います)。

他の音程は何で呼ぶの

他の音程、つまり2度、3度、6度、7度は、長(ちょう)、短(たん)とつけます。

大体予想がつくと思いますが、

2度・3度は、半音がないと長2度・長3度(例えばド→レ、ファ→ラ)、

6度と7度は、半音が1つだけで長6度・長7度(例えばド→ラ、ファ→ミ)

と呼びます。

2度・3度は、半音が入れば短だし、

6度・7度は、半音が2個も入れば短です。

それ以上に黒鍵で幅を広げたり狭めたりしたら、増・減がまた登場するし、場合によっては重増・重減もありえます。


終止って何?

曲が終わるってことです。

な〜んだ、そのままじゃないか!!

怒らないでください。

終わるって言ったって、色々あります。

しっかり終わる、穏やかに終わる、ただ止まっただけ、終わったふりなど。


ー完全終止ー

まずは、先ほどのドミナント→トニックの動き、これが、「完全終止」と言うもので、

一般的にも、理論的にも、専門的にも、完全に終止すると考えます。

先ほど完全5度のお話をしましたね。

ベースラインやメロディーが完全5度下に移動したら、それが終止を意味します。

曲間でも、曲の最後でも沢山出てきて、その調であることをアピールしています。

※ソ→ドと行く時に、下から上へ、つまり、ソラシドのソ→ドへ行く時も完全終止ですが、なんと、この音程は、完全4度です。

ひっくり返しても完全音程になるんです。



完全終止以外に音楽が止まる方法はないの

ー変終止ー

でも、いっつも完全終止ばっかりしてるなんて、面白くありません。

サブドミナントと言う言葉が出てきました。

これは、完全4度が関係しています。

完全4度下に行くと、これも完全終止ほどではありませんが、終止の感じが出ます。

ファ→ド(ファミレド)です。

完全終止がはっきり終止だとすると、この完全4度下への終止は、穏やかな終止です。

ちなみに名前は「変終止(へんしゅうし)」。

例:「Tales of The Destinies」
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-307.html

ー半終止ー

曲の区切りなのに、トニックに行かずに、5度で終わることもあります。

本当の最後で5度で終わったら、

「to be continued」つづく、です。

完全終止できないんですもの、終わった感じなんかしません。

これは「半終止(はんしゅうし)」。ただ止まっただけです。

しかも、ゼッタイ次解決してくれないと困る。

というレベルです。

修羅場で終わってしまって、ヤバッ!来週まで待てないよ!というドラマみたいなものです。

5度の音の後は、やはり1度の主音で終わりたいものです。

ー偽終止ー

しかし、5度の後に6度がくることがあります。

6度の上に乗っかっているコードは、1度に乗っかるコードと1音違い

(6度はラドミ、1度はドミソ、ドとミが共通だから、代わりも務まるんです。これを代理コードと呼びます)

なので、終わったフリができます。

終わったフリっておかしいでしょ?

でも本当そんな感じ。

ちょっとびっくりします。

その後、改めてきちんと終わりをすることとなりますが、これがあると曲に動きがあってとっても面白くなります。

映画で、悪役を殺したのに、実はまだ生きていて、後ろから脅かされて、

命からがらとどめを刺した、みたいな終わり方の面白さに似ていませんか。

これがいわゆる「偽終止(ぎしゅうし)」!

BABYMETALは偽終止だらけでしたね。

ドキドキしますよね。


終止してからじゃないとわからないのか

最後の終止がきて、通り過ぎてから気がつく…なんて面白くないですよね。

えっ、今終わったの?何それ💢となります。

わざとそうする時もあるのでしょうけれど…。

お笑いも映画もドラマも、来るぞ来るぞ〜ってキター!っていうのが面白いですよね。

だから、終止するまでわからないわけではないです。


終止を予感させるもの

例えば、完全終止ですが、5度下に行く前に、さらに5度上から入るとどうなるでしょうか。

そもそも5度と言う音程は、解決に向かう音程です。

しかも完全5度はとても響きがよく、ハモります。


5度の幅を聞いただけで、解決するかもって思うんです。

だから、ハ長調の中でソ→ド(ソファミレド)で完全終止ですが、レ→ソ(レドシラソ)と5度を降りたら、

もう解決に向かうんじゃないかって期待します。

レ→ソ→ド

って終わると、終わったー!って感じがします。

さらに5度上から

ラ→レ→ソ→ド

と来ると、待ってましたー!てなります。

どんどん下の5度へ移って行くんですね。

ちなみに、レの代わりに♭レ、つまり、「♭レ ファ ♭ラ」が来ると、劇的に終わる感じがします。

この♭レのコードのことを、特別に「ナポリの2度」と言います。

BABYMETALにもあったかなぁ~。

見つけた気がするのですが・・・。

この「ナポリのⅡ」は、ぐっと感情を持っていかれますよ


五度圏

そんな感じで、完全5度をずーっと連ねた表を「五度圏」といいます。

「五度圏表」で検索したらたくさん出てきます。

その音を主音にした調も一緒に書かれているので、超コマカイ!!

実は完全5度をずっと進めて行くと、元の音に戻る仕組みなんです。

ド←ソ←レ←ラ←ミ←シ←♯ファ←♯ド←♯ソ←♯レ←♯ラ←♯ミ=ファ←ド

逆をたどると、完全4度の動きが続くことになります。

完全4度も大いに関係があるのがわかりますね。

先ほどもチラッと触れましたが、完全5度を、ひっくり返すと完全4度になりますね。

同じことですよね。

この五度圏の表ですが、細々して見えにくいので、怖い人は見なくてもいいと思います。


楽典―理論と実習

新品価格
¥2,106から
(2017/3/29 22:33時点)





350px-Godoken.png
ウィキペディアからの転載です。




調号が必要なワケ

ここまで読んでくださっているあなたなら、チラッと見ましたか?!

もしチラッと見てしまったら、♯や♭がたくさんあるものがありましたね。

通常🎼ト音記号やヘ音記号の右隣に書かれます。

上の図には何も書かれていませんが、ト音記号が省略されています。

そして、これを「調号」といいます。

あれっ?

音符の横に書けばいいでしょうが。

い〜やいや、よく考えてくださいよ。

いちいち♯や♭が出てきたら、その度に右隣りの黒鍵、左隣りの黒鍵へと移動するの、大変ですよ。

だったら、はっきりと、ここではこの♯は確実に使います!例外的に臨時記号として音符の隣に♯や♭などをつけますよ!

と宣言されていた方が、調もわかるし見やすいです。

ト長調…♯ファ(他は白鍵、「ソラシドレミ ♯ファ ソ」)

ホ短調…♯ファ「ミ ♯ファ ソラシドレミ」

へ長調…♭シ「ファソラ ♭シ ドレミファ」

ニ短調…♭シ「レミファソラ ♭シ ドレ」

まぁ、まずはそれぞれの調の音階をキチンと覚えることでしょう。

結構大変ですが。


バーナム全調の練習

バーナムピアノ テクニック 全調の練習 [改訂版]

新品価格
¥1,080から
(2017/3/29 22:31時点)





ちなみに、ト長調とホ短調はともに平行調、へ長調とニ短調も平行調同士です。

平行調は調号が同じ調同士なんですね。

それにしても、五度圏の♯の増え方といい、♭の増え方といい、美しいですよ。

覚えやすいですよ。

各調号の、増えていく順番です。

♯…ファドソレラミシ

♭…シミラレソドファ

覚えるか覚えないかは、自由です。

ここであまり関係はありませんが、ハ長調とハ短調は同主調といいます。

「ハ」の主音が同じだからですね。

また後で触れます。


ハーモニーとしての「度」

音程としての「度」の使い方はわかりましたか?

実は同じ「度」でも、ハーモニーでも使います。

前回の記事の最後の方で、コードの話をしましたね。

ハ長調の曲でも、ハ長調の音階を使っている以上、コードが全てメジャーにならないという話です。

わからない方はもう一度戻ってみてください。

Cメジャー…ドミソ

Dマイナー…レファラ

Eマイナー…ミソシ

Fメジャー…ファラド

Gメジャー…ソシレ

Aマイナー…ラドミ

Bディミニッシュ…シレファ

でしたね。

実は、「ハ長調において」順に1度〜7度と名前がついています。

Ⅰ…1度、ドミソ、Cメジャー

Ⅱ…2度、レファラ、Dマイナー

Ⅲ…3度、ミソシ、Eマイナー

Ⅳ…4度、ファラド、Fメジャー

Ⅴ…5度、ソシレ、Gメジャー

Ⅵ…6度、ラドミ、Aマイナー

Ⅶ…7度、シレファ、Bディミニッシュ

※7度だけ、シとファが減5度のため、メジャーでもマイナーでもないので、機能的にはあまり使われないものと扱われています。

ⅠとかⅡ、これらは和音記号といい、ローマ数字を当てられています。

先ほど「ハ長調において」と言ったのは、調が変わるとハーモニーとして何度かが変わるのです。

ト長調「ソラシドレミ ♯ファ ソ」


Ⅰ…ソシレ、Gメジャー

Ⅱ…ラドミ、Aマイナー

Ⅲ…シレ ♯ファ、Bマイナー

Ⅳ…ドミソ、Cメジャー

Ⅴ…レ ♯ファラ、Dメジャー

Ⅵ…ミソシ、Eマイナー

Ⅶ…♯ファラド、F♯ディミニッシュ

和音記号がコードと違う点は、和音のそれぞれの機能をはっきりと記号で示している点です。

だから、難しいかもしれませんが、わかると便利なんです。

ハ長調において、Dマイナー→Gメジャー→Cメジャー

が、Ⅱ→Ⅴ→Ⅰと書けます。

レ→ソ→ドと同じことを言っています。

他の調でもレ→ソ→ドを言うことができるということです。

ねっ、便利でしょ?

どの調に行っても、Ⅱ→Ⅴ→Ⅰと言えば、解決へ向かっていることがはっきりします。

Ⅴ7(5度7ごどしち、属7ぞくしち)というものは、Ⅴの音から7番目の音、つまり7度上の音を追加するというコードです。

「ソシレファ」という具合です。

「ソシファ」「ソレファ」でもOK。

Ⅴの代わりにⅤ7を使うと、その7度上の性質が2度下に強く動きたい要素を持ち合わせるので、より解決に向かう感じがします。

Ⅱ→Ⅴ7→Ⅰ

です。

転調のヒント

面白いと思った転調を含む例とともに、お話します。

-調の音階-

ハ長調だったら、黒鍵の音は使いません。

そこで突然黒鍵の音が出てきたら、転調の合図!

違う調のドミナントが出てきたかも、と思います。

この転調は、無数にあります。

※♯や♭の音が、ただ装飾的に出てくる場合もあります。

例:「Road of Resistance」
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

-完全終止や変終止以外の終止をきっかけにして、行き着いたところのコードを頼りに違う調へ-

半終止、偽終止が出てきたら、その終止の音がその調の主音になって、割り込んでくる場合があります。

元に戻るものもあるし、戻らないでまた違う調へと言ってしまう場合もあります。

どのような意図を持っているかによります。

またその意図に想いを馳せるのもまた面白いです。

例)「Amore」
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

-同じ音を2つ使うコード同士が、そのコードの代わりをして違う調へ-

偽終止もその1つの例ですが、ほかにも2つの音が重なるコードはありますよね。

1度(ドミソ)と3度(ミソシ)

2度(レファラ)と4度(ファラド)

そしてそのまま、違う調の機能を果たし転調してしまうパターンです。

-完全終止を使う-

そんなに大事じゃないと思った、先ほどの「同主調」。

長調の音階と和声的短音階のとても大事な共通点があるのです。

それば5度の響きが同じことです。

ハ長調で「ソシレ」

ハ短調で「ソシレ」

ハ短調は♭がシミラ3つもつく短調です。

だから、これだけ見れば、5度は「ソ ♭シ レ」。

でも、ハーモニーになると、「和声的短音階」を使うので、5度は「ソシレ」です。

この5度が共通ということは、どっちの調に行ってもおかしくないということですよね。

完全終止を装いながら、いきなりガラッと明るく、または暗く雰囲気を変えることができるのが、この方法です。

ちなみに短調の曲の最後のトニックに長調の1度を持ってくることが多い、バッハ先生の作品。

「ピカルディ終止」と名前がついています。

例:メタ太郎
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-299.html
「NO RAIN, NO RAINBOW」
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-307.html

-平行調を使う-

音階が同じで調号も同じ2つの調が行ったり来たりできるのは、もうご納得いただけると思います。

代理コードも多いですし、よくある転調の1つです。

例:「4の歌」「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」「Catch me if you can」
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-298.html
「あわだまフィーバー」
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-299.html
「GJ!」「NO RAIN, NO RAINBOW」
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-307.html

ちなみに「Tales of The Destinies」は、あらゆる手の転調テクニックが満載です。
全部使っています。
http://ihmusichappy.blog.fc2.com/blog-entry-307.html


教会旋法からその他の旋法まで代表的なものをドを主音とする音階で紹介

さて、これからBABYMETALを教会旋法や、その他の音階も含めて、分析し直そうと思います。

私、何やってんだか(笑)

手元に音階があると便利かなーと思い、自分用に作ってみました。

画像コピーできるようにしておきますから、欲しい方はどうぞコピーしてください。



0001.jpg
0002.jpg



おわりに

最後までお付き合いいただいた方、どうも長々とありがとうございました😊

これも、BABYMETALファン仲間の石川さんの「分析記事の1行目から全くわかりません涙」の言葉のおかげです。

また、夜な夜な楽典について説明を要求した夫にも重ねて感謝します。

また、大人の生徒さんにも、「教えてもらったけど忘れちゃった、確認できて嬉しい」と言ってもらえて、作った甲斐がありました。

ますます音楽が好きになってもらえるように頑張りました。

もっと音楽が楽しいものになりますように!!





最後までお読みいただきありがとうございました。

↓クリックいただけると大変うれしいです♪





ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

楽譜サイト

童謡楽譜わらべえYouTubeチャンネル

参考書籍

本番に強くなる! ~演奏者の必勝メンタルトレーニング~

新品価格
¥1,728から
(2016/6/17 10:35時点)

スロトレ

新品価格
¥1,188から
(2016/6/17 10:38時点)

羊と鋼の森

新品価格
¥1,620から
(2016/6/21 09:12時点)

検索フォーム

インデックス

プロフィール

西岡裕美子(にしおかゆみこ)

Author:西岡裕美子(にしおかゆみこ)
札幌市で「石山東音楽教室」を開いております。
中学生には勉強も教えています。
ピアノ演奏・コンサート出演にも積極的に取り組んで、研鑽の日々です。
「童謡楽譜わらべえ」童謡・お子様向けピアノアレンジ楽譜専門サイトでの編曲や、「ピアノ・ストーリア」での作曲も行っております。
ピアノが好きな私の熱い想いを感じて、ピアノをみんなで弾きましょう!!

アクセスカウンター

いつもご覧いただきありがとうございます!

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
音楽
2193位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ピアノ
97位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

音楽関連